富山県ライフセービング協会は、富山ライフセービングクラブが中心となり、富山県内の水辺における安全の向上を目的として設立された団体です。設立に関わった立場としては、県内クラブが連携しながら、水辺の安全啓発や人材育成を進めていくことを期待していました。
しかし、協会の運営が進む中で、とりわけ「会計処理のあり方」や「意思決定の進め方」といった運営面において、事前の情報共有や説明が十分とは言い難い場面が続きました。一部の支出についても、その妥当性や説明のあり方について疑問を持ち、改善を求めてきましたが、十分に解消されたとは言い難い状況が続きました。
こうした運営上の課題に対する認識が残る中で、日本ライフセービング協会側との協議の中で富山県ライフセービング協会の「解散」を含む今後の方向性が示され、今後の役割やあり方について十分な議論や検証が行われないまま、結果として富山県ライフセービング協会は解散に至りました。
なお、富山ライフセービングクラブは今後も変わらず、富山県内の水辺における安全啓発やライフセービング活動を継続してまいります。引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。